マスターデータ管理
マスターデータ管理とその目的
マスターデータ管理とは、マスターデータを正しく保つことです。高い品質のマスターデータは高い品質の企業経営を保証します。マスターデータは、きちんと管理しなければ必ず品質が劣化します。劣化の要因は様々です。顧客データひとつをとってみても、データ入力ミスをはじめ、企業統合、営業所移転、担当者変更、市町村合併などなどさまざまな外的要因でもデータ品質は劣化します。つまり、マスターデータ管理は単なる一過性のプロジェクトではなく、継続して管理することが重要なのです。
マスターデータ管理の要素
マスターデータ管理にはいくつかの要素があります。
- データガバナンス(Data Governance)
- マスターデータを正しく保つには、マスターデータをどのように運用管理するかをしっかり考えなければなりません。マスターデータを誰がどのように入力するのか?権限は?データのライフサイクルは?などさまざまな活動ポリシーを決めることが重要です。また、これを反復して見直していかなければマスターデータの品質を高く保つことは不可能です。
- データ品質(Data Quality)
- データそのものの品質は必ず劣化します。これはシステムの優劣とは関係なく、またデータガバナンスの徹底とも関係ありません。例えば、顧客の企業統合や市町村合併により会社名や住所データは簡単に変わってしまいます。このような変化するデータを継続的に監視してクレンジング(浄化)していくことで高い品質を保つことができます。
- マスターハブ(Master Hub)
- 複数のマスターデータを完全に統合することも一つのアプローチですが、パッケージ製品の導入や組織間の壁により単純に統合マスターを作ることができないケースも多くあります。このような場合のアプローチとして、ハブ(軸)となるシステムをおいて、いくつかのシステムにまたがるマスターデータを受け渡してあげるのがマスターハブです。ASTERIA MDM One MHはこの機能を提供します。