FAQ

  • マスターデータを一括で登録する方法はありますか?
    CSVフォームを使って、CSVファイルからマスターデータを登録することができます。CSVフォームを作成するにはフォーム作成時に「CSV」を選択します。フォームに承認フローを設定することにより、一括登録時にも承認フローを介することができます。
    フォームについて詳しくは、オンラインヘルプの「フォーム」を参照してください。
  • マスターポータルにログインするユーザーの権限を管理することはできますか?
    ユーザーには「管理者」、「一般ユーザー」の2種類があり、それぞれログイン後に行うことができる操作が制限されるなど権限管理されています。マスターに対するアクセス権限とは異なりますので注意してください。
    ユーザーについては、オンラインヘルプの「ユーザー」を参照してください。
  • どのようにフォームを作成するのですか?
    マスター作成と同様に、ウィザード形式で設定していきます。フォームはマスターデータの操作方法別に「表示」「登録」「予約・修正」「終了日設定」「CSV」の5種類があり、作成時に種別を選択します。空のフォームを最初から作成することが可能ですが、マスターのテーブル定義をもとに作成することも可能です。
    フォームについて詳しくは、オンラインヘルプの「フォーム」を参照してください。
  • データベースへ接続するために事前に準備しておくことはありますか?
    MIはJDBCを利用してデータベースに接続します。各種ベンダーから提供されているJDBCドライバーを事前に準備してください。
    JDBCドライバーの設置など詳しくは、オンラインヘルプの「データベースの準備」を参照してください。
  • マスターデータの更新を承認制にしたいのですがどのようにすればいいですか?
    マスターデータの入力フォームごとに承認フローを設定します。承認フローを作成しておき、フォーム編集画面で承認フローを割り当てます。承認フローをフォームに割り当てない場合、マスターデータの更新は即座に反映されます。
    承認フローの管理については、オンラインヘルプの「承認フローの一覧」を参照してください。
    承認フローの設定については、オンラインヘルプの「フォーム情報」を参照してください。
  • どのようにマスターを作成するのですか?
    ウィザード形式でマスターを設定していきます。空のマスターを最初から作成することが可能ですが、既存のマスターのテーブル定義をもとに作成することも可能です。
    マスターの設計については、オンラインヘルプの「マスター設計の準備」を参照してください。
  • MIを使用するときにデータベースを準備する必要はありますか?
    テスト用途のデータベース(InternalDatabase)をバンドルしていますが、実運用の際には商用のデータベースをご用意ください。
    対応データベースについては、動作環境を参照してください。
    データベースの準備については、オンラインヘルプの「データベースの準備」を参照してください。

バージョンアップの手順

定義情報等はデータフォルダーに保存されているため、データフォルダーをそのまま利用することにより、旧バージョンをアンインストール後に新バージョンをインストールすることでバージョンアップすることができます。

バージョンアップを次の手順で行います。

(1) ASTERIA MDM One MIサービスを停止します。

(2) 旧バージョンのインストールフォルダをバックアップしておきます。
  (データフォルダーはそのまま利用するため残しておきます。)

(3) ASTERIA MDM One MIの旧バージョンをアンインストールします。


(4)新バージョンをインストールします。このとき次の2点に注意してください。
 ※インストールの際、データフォルダを初期化せず、既存のフォルダを指定します。
 ※インストールの際、サーバーの管理者のパスワードは前回インストールしたときに
  指定したパスワードと同じにする必要があります。



基本用語

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【MDM One MI】


MIは、マスターデータの設計、管理、運用を支援する機能を提供します。MIで管理インターフェースを統一し、マスターデータを一元管理することで、ガバナンスの徹底も容易になります。MIは、マスターポータルマスター管理エンジンInternalDatabaseの3つのモジュールから構成されます。

マスターポータル

ブラウザーベースのユーザーインターフェースで、単に「ポータル」と呼ぶこともあります。マスターデータの設計や運用、管理を行います。

マスター管理エンジン

マスターポータルで定義した内容に従って、マスターデータを維持管理するためのエンジンです。

InternalDatabase

マスター管理エンジンが各種情報を保管するためのテスト用途のデータベースサービスです。外部データベースが利用できない場合の評価時のみの利用を想定していますので、それ以外の場合は外部のデータベースを利用してください。

【マスターポータルでの用語】


ダッシュボード

一般ユーザー向けに提供されるマスターの実際のデータを管理するユーザーインターフェースです。データの登録、参照、更新、削除を行うことができ、これらの操作が適正に行われているかを承認フローでチェックできます。

マスター

MIでマスターデータを管理する単位です。 ポータルの専用画面から登録し、テーブル情報の定義やダッシュボードで使用するフォームと入力方法などを定義します。 また、マスターにアクセスできるユーザーを指定することもできます。

ユーザー

MIのポータルにログインするアカウントです。作成時に管理者または一般ユーザーかを選択します。また、各マスターへのアクセス権限をユーザー単位に与えたり、承認フローに追加したりすることができます

グループ

複数のユーザーをまとめてグループを作成することができます。複数のユーザーをまとめてマスターのアクセス権限を与えたり、承認フローに追加したりすることができます。

承認フロー

マスターデータを登録、変更、削除する場合に、別のユーザーの承認を得てからでなければ本登録できないようにすることができます。この承認処理を行うためのユーザーの流れを定義したものが「承認フロー」です。

フォーム

ダッシュボードでマスターデータを登録/参照するときなどに使用するインターフェースです。ポータルの専用画面から自由に設計を行うことができ、1つのマスターに対して複数のフォームを設定できます。用途別に「登録」用、「予約・修正」用、「終了日設定」用、「表示」用といったフォームを作成できます。