開始日と終了日
MDM One MIを接続先としたマスターのカラムには開始日と終了日というカラムが存在します。 この二つのカラムはMDM One MIと連携する際に特別な意味を持っているのでそれについて説明します。
MDM One MI上にはデータが日付によって内容が変更されたり削除されたりする仕組みを持っています。 この仕組みを実現するために、開始日と終了日の二つの項目が使用されています。
例えばMDM One MIに次のようなデータがあるとします。キーはIDです。

実行日の日付を2012/03/29とした場合、開始日が2012/03/29のデータ(部品コード:800000A)が現在有効なデータになります。
日付が2012/04/01になった場合、開始日が2012/03/29のデータ(部品コード:800000A)は無効なデータになり、開始日が2012/04/01のデータ(部品コード:800000B)が有効なデータになります。
そのため、IDが1のデータが2012/04/01を境に部品コードが800000Aから800000Bに変更されることになります。
日付が2012/06/01になった場合、開始日が2012/04/01のデータ(部品コード:800000B)が無効なデータになります。
そのため、IDが1のデータは存在しなくなるため、削除されたことになります。
ソースマスターに指定する場合の注意点
MDM One MIを接続先としたマスターをソースマスターに指定した場合は次の点に注意してください。
- 比較キーの設定
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MDM One MIを接続先としたマスターをソースマスターに指定してマスタープロファイルを作成すると、デフォルトでは開始日と終了日の二つのカラムには比較キーが設定されていません。
この状態ではMDM One MI上で開始日もしくは終了日に変更があっても差分を検出することができません。
差分を検出する必要がある場合は、ソースマスターとセンターリポジトリのこの二つのカラムに比較キーを設定してください。 - サブカラムが削除されたとき
- サブカラムが削除された場合、MI→MHで削除扱いになりますが、このとき終了日はありません。
ターゲットマスターに指定する場合の注意点
MDM One MIを接続先としたマスターをターゲットマスターに指定した場合は次のような動作になります。
- 更新マッピングには終了日を指定できない
- MDM One MI上でデータを更新する場合は終了日を変えることはできないため、更新マッピングで終了日を指定することはできません。
- 削除マッピングには開始日を指定できない
- MDM One MI上でデータを削除する場合は開始日を変えることはできないため、削除マッピングで開始日を指定することはできません。
- エラーが発生した場合はそのレコードだけ処理が実行されない
- エラーが発生するとエラーログが出力されて、そのレコードについては処理が実行されません。その他の正常なレコードについては処理が実行されます。
- 削除マッピングの処理方式で物理削除を指定できない
- MDM One MI上でデータを削除する場合は論理削除になるため、同期処理時の設定で物理削除をを指定することはできません。
- 追加処理時
- 開始日は実行日、終了日はなし
- 更新処理時
- 開始日は実行日
- 削除処理時
- 終了日は実行日の次の日